老化のキーワードでもある活性酸素の発生原因と対処法

皆さんは「活性酸素」をご存知でしょうか。活性酸素は酸素という名前がついているので呼吸するのに必要な気体であると勘違いする方もいますが、酸素とは別物です。活性酸素は酸素が変化した性質の異なるものと考えれば良いでしょう。

 

問題は、この活性酸素がニキビの原因となっている可能性があることです。活性酸素は日常生活でほとんどの人が体内で発生するので、100%防ぐことは困難です。だからこそ、本ページでは活性酸素の働きと、できるだけ発生させない工夫を紹介します。

 

活性酸素の働き

活性酸素には良い働きと悪い働きがあります。良い働きは、細菌・ウイルスなど体内に侵入してきた異物を攻撃してくれる点にあります。逆に悪い働きは、活性酸素が過剰に体内で発生すると、DNAを傷つけてしまう点にあります。

 

活性酸素によってDNAが損傷すると、体の組織を修復するのに時間がかかるようになったり、異常な細胞を排除できなくなったりします。肌にできたニキビを治す役割を担う遺伝子も、この活性酸素によってダメージを与えられてしまうことがあるのです。こうした理由により、活性酸素をなるべく発生させないようにすることが、ニキビを減らす上で大切なポイントになってきます。

 

活性酸素が発生する複数の原因

体の中の活性酸素を減らすには、活性酸素が発生するメカニズムについて知っておく必要があります。活性酸素についてのよくある疑問に、「運動は活性酸素を発生させるのか?」というものがあります。答えは「はい」とも「いいえ」とも言えるでしょう。体に酸素を取り込めば、必然的にある程度の活性酸素は生成されます。普通に暮らしているだけでも活性酸素は作られているのです。

 

適度な運動を行えば血流が改善され、全身に血液が行き渡るようになります。この血行促進の効果によって各臓器の働きが活発になり、体調が改善したりストレスが軽減されるようになりまます。しかしアスリートのように激しい運動を行えば、過剰な酸素摂取によって、より多くの活性酸素が体内で発生してしまいます。最近エアロビクスなどの有酸素運動が、ダイエット方法として流行っていますが、活性酸素の過剰発生を防ぐためにも1時間以上の有酸素運動は避けることを推奨します。

 

他に、アルコール・タバコ・お菓子など飲食物にも気をつける必要があります。こういった嗜好品は活性酸素の原因になるからです。ただし、お酒や甘い食べ物を食べることが日々の幸せだと考える人もいるため、無理に禁止してしまうと逆にストレスの元になってしまいます。中毒にならないように、節制しながら摂取する分には問題ありません。ただし、活性酸素の発生によって遺伝子へのダメージが広がり、老化やニキビができやすくなるということだけは覚えておいた方が良いでしょう。

活性酸素を減らすために今すぐできる工夫

今日本で流行りの商品に「水素水」があります。識者の間では賛否両論の商品です。確かに水素は水中で活性酸素と反応するため、活性酸素を減らす効果があると言えます。しかし水に水素を充填して水素水を作ったとしても、時間が経過するとその水素濃度が低下するという性質があります。したがって、水素濃度の高い商品を選ぶことや消費期限などに注意を払う必要があるでしょう。

 

活性酸素を減らす安全な方法としては、サプリメントの摂取が有効です。ビタミンCやビタミンEといった抗酸化物質には、活性酸素と反応して減らす働きがあります。食事で栄養素を十分に摂ることも大切ですが、忙しい毎日を送っている人はサプリメントを補助的に摂取すると良いでしょう。

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ニキビができるメカニズム
毛穴に詰まった皮脂や汚れにアクネ菌が繁殖し、アクネ菌が皮膚の炎症を引き起こすことでニキビができます。ニキビができるメカニズムを理解すれば、ニキビケアも納得して行うことができます。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると皮脂の分泌が盛んになるためニキビができやすくなります。男性の場合はアンドロゲン、女性の場合はエストロゲンの分泌が盛んになります。また食事も性ホルモンと深い関りがあります。
ストレス
ストレスはニキビの原因の一つになりますが、その元凶はコルチゾールというホルモンです。しかしストレスは完全に悪いものではなく、ある程度は人間に必要な物なので、上手に付き合って生きることが大事です。
便秘
便秘になると調に立った便から毒素が体内に入り込み、その一部がニキビとなって噴出します。腸内環境を改善すれば、肌も綺麗になりニキビができにくくなります。
タバコ
タバコに含まれるニコチンは毛細血管を細くするので、肌への栄養供給が少なくなり、肌が荒れて乾燥しやすくなりニキビができます。だから保湿を徹底し、皮脂汚れを毎日綺麗にすることでニキビを治すことができます。
禁煙
タバコは肌荒れやニキビの原因となります。しかし禁煙してニキビができることもあります。それは好転反応であったり、タバコをやめたことによるストレスが原因だったりします。そんな禁煙ニキビの対処方法をご紹介します。
ダニ
ニキビダニは「毛包虫」や「顔ダニ」とも呼ばれていますが、ほとんどの健常者でも保有しています。因果関係は明確ではありませんが、ニキビダニを減らすことで炎症が80%以上治まったという事例もあります。
遺伝
ニキビはりょしんからの遺伝が原因であることが多いです。しかし食事や日常生活でニキビができにくい体質にすることは可能です。特に紫外線予防や清潔さ、低GI食品を摂取することでニキビが減少したという報告もあります。
寝不足
寝不足になると成長ホルモンの分泌が不足してニキビが治りにくくなります。また、ストレスによってニキビができやすくなります。ニキビケアに最適な睡眠時間を確保し、睡眠の質を向上させることが大事です。