快適な睡眠がニキビ改善と予防に大事

よく「何時間睡眠を取れば、ニキビが治りますか?」という質問がされています。しかし、実は睡眠の量が問題なのではありません。睡眠の質、つまりどれだけ睡眠中に体を修復するためのホルモンが分泌されるかが重要なのです。

 

特に中心的な役割を果たしているのが、成長ホルモンです。この成長ホルモンが分泌された後に、IGF-1などのホルモンが続いて分泌され、各部の組織の修復が行われるのです。したがって、いかにして成長ホルモンを分泌させるかがニキビ治療の課題となります。

 

睡眠前はメラトニンを分泌させる環境を作る

ベッドに入ってもなかなか寝つけないという人がたくさんいます。これは睡眠前に分泌されるはずのメラトニンというホルモンが不足しているからです。メラトニンは体内時計をコントロールしていると言われており、このホルモンが分泌されると人は眠気を催します。

 

メラトニンを分泌させるためには、睡眠前の環境を整えることが大切です。まず部屋を暗くすることがポイントになります。明るい場所ではメラトニンは分泌されにくくなってしまいますが、逆に暗い場所に入るとメラトニンは分泌されやすくなります。部屋の豆電球なども消して、真っ暗な環境にして寝るのが理想的です。

 

次に体温調節がポイントになります。寒い時期に体をお風呂などで温める人もいますが、身体が熱いとなかなか眠りに入れません。一般的に睡眠に入る直前には、体温が下がることが知られています。したがって、少し夜風に当たって体を冷やすというのも有効なのです。あまりに部屋が暑かったり寒かったりする場合は、エアコンの力を借りても良いでしょう。

 

睡眠の質を上げてニキビを早く治すためのコツ

睡眠中のコンディションを考えておくことも大事です。寝ている途中でトイレに行きたくなって目覚めてしまうと、せっかく分泌され始めていた成長ホルモンの分泌がストップしてしまいます。寝る前の水分摂取は控えめにして、あらかじめトイレを済ませておくことが重要になります。

 

寝る時間帯もポイントになります。人間の体は、夜の22時から朝の2時の間にもっとも成長ホルモンが分泌されるようになっています。したがって、この時間帯は寝床についておくことをオススメします。夜22時〜朝2時まで寝るのと、朝2時〜朝6時まで寝るのでは、睡眠の合計時間は4時間で同じなのですが、分泌される成長ホルモンの量が大きく変わってくるのです。ニキビを早く治したいのであれば、やはり早寝早起きを意識すべきでしょう。

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